21年の彼の人生が短かったのか、長かったのかは自分が決めることではありませんが、友人として言わせてもらえば、もっと一緒に酒を飲みたかったと、もっと一緒に馬鹿をやりたかったと思うばかりです。
あまりの突然の知らせに、耳を疑い、言い出した友人を一瞬疑い、ソースをも疑ってみたのですが、どうやら事実のようで。
ただただやるせなさを感じています。
なんでこうなったのでしょうか、なんで彼だったのでしょうか
思っても仕方のないことだとわかっているのですが、思わずにはいられません。
思い出せば噴き出してしまうような思い出ばかり残してくれた人でした。
くだらないことで、しょうもない話で色々笑いました。
泣きながら笑ってしまって、余計に哀しくなったのは秘密です。
そのくせ頭が良くて、大学もものすごいところに行っていました。
多分もう数年したら社会人として本当に立派な人物になっていたでしょう。
まだ聞けてないことも多く、彼がどういう状況で亡くなったのかはまだ知りません。
ですが、こんなところでここから旅立つべき人ではなかった筈です。
誰かは「いつだって優秀なヤツから死んでいく」と言いました。
その通りだと、思いました。
出来れば思いたくないものでしたが。
この文章が終わったら、自分の中でこのことは一旦終わらせようと思います。
その代わり、帰って彼に会いに行くときには驚かれるような職と、美味い酒を土産に持って行こうかと思います。
それまではおやすみなさい。
それからはいってきます。そしていってらっしゃい。
もしも帰ってきてくれるなら、土産でも持ってきてくれることを願って。